JR E217系 2・3次車 車内
2025年4月12日概要
登場:1996年
今回はE217系のうち初期に製造された3次車の車内を紹介します。2・3次車は量産車の中で初期グループで、量産先行車からは前面などいくらか変化しています。
また2・3次車の中でもドアコックカバーに違いが見られます。(川崎重工製は別。)2次車は第3編成~第12編成に、3次車は第13編成~第21編成に分類されますが第3編成~第11編成まではドアコックカバーが209系同様の平べったいタイプなのに対し2次車の最終編成である第12編成以降は立体的なものになっています。記事内の画像は後者です。第12編成以降に採用されたドアコックカバーは209系500番台やE231系でも使用されています。
今回は新津車両製作所・東急製、かつ付属編成の編成を紹介しています。
かつてはこのグループに多くの編成が存在しましたが現在では残っていません。

車内全景
車内です。209系に準じていますが座席モケットはE217系独自のものです。

▲車内。

▲車内。
車端部
車端部は3人掛けの座席です。優先席のモケットはこの形式が元なのでしょうか?

▲車端部。

▲車端部優先席。
先頭
仕切りの扉が中央にあります。

▲先頭部。
フリースペース・トイレ
写真左のフリースペースは増4号車に、写真右のトイレとフリースペースは増1号車に設置されています。(付属編成は)
トイレは和式です。

▲フリースペース。

▲トイレ。
天井
つり革は209系と同じ五角形タイプです。最近ドア付近の蛍光灯横に防犯カメラが設置されました。

▲天井部。

▲つり革。
ドア
3次車までの初期車はLED表示器のスピーカーの形状が丸形で、鴨居からやや出っ張ったものが採用されています。このタイプはLEDの透明度が低いのも特徴です。
また第12編成以降、ドアコックカバーの形状が立体的なタイプに変更されています。写真は変更後のものです。

▲ドア。

▲ドア上。
【参考】ドアコックカバーの差異
写真左は11編成までのドア上、右は12~21編成のドア上です。ドアコックカバーの形状に差があります。

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